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その収納、本当にそれで大丈夫?

オーダー家具をご依頼頂きお客様宅を訪問
 
1年半前、新築されたお家に
オーダー家具を既に数点
納めさせて頂いていたお客様。
 
「来客時オーダー家具を褒められる♡」
と嬉しすぎるお言葉を頂きながら、
今回新たなご依頼の場所へ。
 
ふと見ると、目と鼻の先に、家に備わっている収納があります。
 
私 「え?それはここに入りませんか?」
と、素朴な疑問を投げかけると、
 
奥様「その扉使いにくいんです」
 
見てみると、フラットな扉で、取手は無く、プッシュラッチと
言われるタイプの押して扉が開くタイプ。
 
私 「あ〜なるほど」
 
奥様「作ってもらった家具は
凄く使いやすいのに、備わってた収納は使いにくい」
 
どちらも取手無しの見た目スッキリタイプ。
作った家具は引き出し式で、備え付けの収納は扉式。
 
見た目は同じですが、アクションが一つ多くなります。
 
◉プッシュラッチ扉式
①扉を押す
 すると、少し扉が前に押し出てきます
②その隙間に手をひっかけて
 扉を開ける
 
◉引き出し式
①手掛かりに手をかけて前に出す
 
プッシュラッチ扉式は2アクション
引き出し式は1アクション
 
たった1アクションですが、毎日何回も開け閉めする
場所であると、使いにくいストレスを感じてしまいます。
 
又、今回の場所は通路に対して、扉で開くタイプだった事も大きな要因です。
 
通りながらパッと出したいのに、いちいち扉を開くと
通行が妨げられてしまうのです。
 
収納はとにかく沢山作れば良いと言うモノではなく、
動線とアクションと、大きさ。
これをしっかり吟味しておく必要がありますね。
 
自分がどのタイプのアクションがあっているか?
これは人それぞれなんです。
 
ご自分にあったアクションは
ご自分で検討して頂き、その場所で本当に良いのか?
 
は、プロに相談してみましょう!
 
バッチリ収納計画で、快適な生活を手に入れてくださいね
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